感謝 × Higher standard⤴︎
◆目次
お陰様で
一昨日2017年8月3日、お陰様で20歳を迎えることができました。
メッセージをくださった方々、ありがとうございました。
20年前、岡山の地で母の下に生を授かり、家族をはじめ多くの方々に支えられ、今日という日を迎えることができました。
ここで改めて心からの感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思います。
〝感謝はカタチにできるだけカタチにする〟
と自分との中で決めているのですがこの想いは何度言葉にしてもし切れません。
(今日はこの感謝については まとめ–感謝に還る– で書かせていただきます。)
今日残しておきたい
今日を残しておきたいことがいくつかあります。
人の目に晒す形でアウトプットすることで、より深く自分の中にインプットされることがある思っています。
アウトプットこそ最大のインプットなのではないかと。
そこで自分の中により深く刻み込みたいことを、自分のために書きました。
それなりの量になりました。
その上で僕のインプットに付き合っていただければ幸いです。
大人とは…
「来年には20歳です。
年齢とは背番号のようなもので、それによって言動や価値観が変わる訳ではないと思っていますが、やはり20歳なるということには大きな責任と自立を伴うことだと思います。
この1年間は、そのための覚悟をしっかり磨かなければならない年です。
そういったことを胸に19歳 岡崎 修也 どこまでも熱く夢に向かって日々精進して行きます。」
これは1年前、19歳の誕生日を迎えた時にfacebookで綴ったもの。
この「覚悟を磨く」という概念は高校時代に出会った本から影響されたものです。
「覚悟の磨き方」
他人と違うことを恐れず、
いかに志を立て、そこに種を蒔くか…
あらゆることへの指針となり、今の自分の礎となる本。
そして先日、この本の著者である池田貴将氏にお会いしてきました。
この本に出会って3年、直接お礼がしたかったのと20歳を迎える前の覚悟をさらに揺るぎないものとするためです。
その日、さらに磨かれた覚悟も共ににここに綴っていきたいと思います。
「成人=大人」なのか…
・ただ本当に大切なことというのは時代や年齢では変わったりはしないということ。
・その中で責任を自覚しなければいけないということ。
大人とは何なのか?
一概に言えるものではなく、一生向き合ってゆくべきものだと考えています。
今日の自分は未熟である。
それを自覚し、死ぬまで学び続ける。
その一方、20歳(成人)に伴う責任を自覚しなければならないのも確かです。
昨日までの″少年A″ではなく、
今日から僕は″岡崎修也″です。
変化の中で
自分の根本にあるものの変化とその過程。
初めに強調しておきたい。
根本にあるものの変化です。
根本にあるものを変化させ、
それを受け入れるのは決して容易なことではなかった。
だけど今どこか自分の中で
「これを成長と呼ぶののかもしれない。」
と思っているのが正直のところです。
なぜ?
「 なぜ今日ベッドから出るのか?
なぜここにいるのか?
→"何のために?"」
これを自問しない日はありません。
Q.なぜベッドから出るのか?
A.今日の学校(練習)にいくため。
Q.それはなぜか?
A.新潟経営大学(サッカー部)に所属していているから。
Q.なぜそこにいるのか?…A…Q&A...Q&A...
こうして「なぜ?」に問い続けると、
目的(=Vision) に辿り着く。
全ては
人生の目的(=Vision)のための今
だということ。
僕はなぜ?の問い無しにベッドからは出ない。
自分の存在だけでなく、
チームの存在においても同じことが言える。
なぜ今日練習するのか?
…Q&A…Q&A…Q&A…
なぜ(何のために)このチームは存在するのか?
だから僕は明確なvisionにこだわります。
なぜ?への答えがそこにあるからです。
なぜここ(新潟)にいるのか?
先の問いに答えます。
僕は新潟経営大学で選手としとプレーしながら、スポーツビジネスを学んでいます。
そこには
サッカーを通して社会をより良いものにする。そうして家族、恩師、故郷に恩返しをする。
というvisionがあります。
そのためにこの場所で、
人としてつけたい力があります。
Wherever(どこであっても) ...
Whatever(何があっても)…
Whenever(どんなときでも)…
Whoever(誰とであっても) ...「成し遂げて、それをつないでいく力」 です。
確かに、
地方県の中でもさらに地方にあり、
大学としての規模は小さく、
機会も少ない、
志の高い人間は少ない。
しかし だからこそ、その力を養う覚悟でここへきました。
見失った時
ここまで散々偉そうに語ってきましたが、
根本の変化があったのはそれを見失ったその時です。
昨年僕は
"ここにいても意味がない。"
と大学を辞めようとした。
年末、帰省した際に家族や恩師に打ち明けた。 誰一人として「ダメ」とは言わなかった。
ただ何か引っかかるものが拭いきれず、
1月、新潟の大雪の中に戻り2017シーズンを迎えた。
"こうして人は飛び出せずにそこに留まるのか"
そんなことを考えながら迎えた3月、
所属していたカテゴリーから降格し、
その先生からスポーツビジネスを学びたいと思って新潟に来た先生が 大学を去った。
心底思った。
「なぜここにきたのか…」
その時だった。
なぜここにきたのか?
チャンスがない…
カテゴリー落ちた…
先生が大学からいなくなった…
「それでも
"ここで" 咲く力をつけるためにきたんだ。」
何かのスイッチが入った瞬間でした。
それから全ての思考を
咲くためには?
今この瞬間をvisionの達成に繋げるためには?
そのことだけに完全にフォーカスするようになりました。
変化はここからでした。
(字の汚さ…何でそれを額に入れられるかな)
1.走る必要はなかった
努力して、悔しくて、努力して、苦しくて…
どんなに曲がりくねった道でも、振り返った時に真っ直ぐの道であるはずだから、今は苦しくても頑張る。
ただがむしゃらに走ってゴールする。
記憶が人生を作るものかのように生きていた。
人生はマラソン かのように。
これじゃ一生苦しみ続ける…。
そう悟った。
目的はゴールすること。
苦しんだ先で…なんてルールはどこにもない。
「成功より大切なのはその過程でどういう人間になれたか。」Ted talks
「成功にフォーカスするな。成長にフォーカスしろ。」本田圭佑
つまり成功やゴールは追うものではない。
その人がそれにふさわしい人物になった時、"ついてくる"ものだということ。
ただひたすら走っていた俺は成功に囚われていたんだと気付いた。
「人生を作るのは感情である。」
池田貴将 氏
ならば…
ただ走って目的地を目指す。=成功を追う
それよりも
"より早く " "より確実に" "より楽しく"
目的地に辿り着くために…
車を作る。
=自分を目的地にふさわしい人間にする。
つまり成長するということ。
稲盛和夫さんの言葉に
「人生の成果=考え方/方向性×能力×情熱」
というものがある。
これに車を作る(=成長)の概念を当てはめると…
考え方/方向性=ハンドル
まずは1番大切な原則、人としての正しさ
「決意 の伴った大量行動」
アンソニーロビンズ
を繰り返しそのフィードバックから
自分のvisionを明確にすること。
能力=性能
自分のvisionの達成のために必要な力を磨くということ。
「咲く力」
=どんな荒れた道でも、大雨だろうと、大雪だろうと、砂漠の中でも…
どこでも走れる車になるための力
情熱=燃料
モチベーションとも言えると思う。どれだけ方向性が正しかろうと、
どれだけ高い性能があっても、
燃料がないと動かない。
いや、そもそもこの情熱がなければ
自分の方向性と向き合うこともできない。
自分の能力を高めることもできない。
自分を突き動かすもの。
僕の中では 人と会うこと から得られる熱量は本当に大きい。
ハンドル×性能×燃料 =成長
人としての正しく、その上で自分の目指すものへ向かっている。
達成のために必要な力がある。
常に内側から自分をモチベートできる。
この3つをバランスよく2.Higher standard で自分のものにできた時、成功はついてくるということ。
2.Higher standard
その名の通り より高い基準 です。
どこにいても、何があっても結局は自分。
「現実は一つ。考え方は二つ」
母(に叩き込まれた言葉)
それでも…
なぜか上手く行く時⬆︎
何をやっても上手くいかない時⬇︎
そのリズムがあると思う。
だけどその中でも自分の中にブレない何かを持っておかなくてはいけない。
いかに上手くいっている状態を保つか…
いかに上手くいかない状態から抜け出すか…
これまではここにフォーカスしてきた。
だけど今は自分のStandard (=基準)
Standard (=基準)とは…
⬆︎、⬇︎、➡︎
どの状態にあっても変わらない、
最低限これだけはやるというもの。
当たり前、普通とも言える。
例えば…
・どれだけ疲れて帰っても明日の計画と準備は整えてから寝る。
・どれだけパスもトラップも上手くいかなくても球際だけは絶対負けない。ets
上がったり下がったりすることは問題ではない。
ベースラインを高めることが重要。
「普通になりたくない。」
よくこんな言葉を聞く。
自分も以前サッカーノートにこう綴っていたこともあった。
だけどそう思っている段階ではまだその普通の基準の中にいる。
自分にとっての普通(=基準・最低ライン)が高ければ高いほど、高い結果がついてくる。
それが–Higher standard –である。
組織
組織にとっても全く同じこと。
上手くいかせるためのミーティングや、
抑止力としてのペナルティーなどより、
チーム全員で同じ基準を共有すること
チームとしてのHigher standard
ここにこそフォーカスすべきである。
そうすればチーム 一人一人、全員が基準を保つための言動が自然と生まれる。
一人一人がリーダーである。
リーダーとは存在ではなく概念 だと思う。
今いる場所(新潟)に蒔くためにこれは非常に重要なポイントだと思う。
3.三日坊主は避けられない
三日坊主の人とそうでない人の違いは何か?
単純だと思う。
そうでない人は三日に一度 志を立てる。
「必要ななのは走り続けることじゃない。
走り始め続けることだ。」
オールドルーキー/竹原ピストル
今を生きる。
今この瞬間はいつかの俺が立てた志のもとに生きている。
つまり…
志に生きる。
ということ。
あの時の今(=志)を今生きている。
そして今(=志)のもとにいつかの俺が生きる。
だから今を大切にしたい。
向き合うことを大切にしたい。
まとめ –感謝に還る–
Somewhere witin this planet,
「Somewhere within this planet,
there is someone dreaming the life
you are living right now.」
"この世のどこかに、たった今あなたが送る生活を夢見る人がいる。"
こうしてアウトプットしているのもその一つであるように、今現在、僕は自分のvisionの達成、そのための成長を求めて生きている中で、やはり 苦しさや、苛立ちや、行き詰まりを感じる時が多々あります。
人生の成果の方程式にはめても…
Higher standard にフォーカスしても…
そんな時は感謝に還ることにしています。
・・・それでも俺はやっぱり恵まれてる。
そう思わせてくれることは僕たちの足元に山ほどある。
それを踏みながら歩んだ先に待つのは孤独しかない。
どれだけ方向性に間違いがなくとも…
どれだけ能力があろうと…
どれだけ情熱があろうと…
それは正しさが許さない。
More than thanks for...
この命、この人生に … "感謝"
最後まで付き合ってくださった方、
ありがとうございました🙇
2017.8.5 岡崎修也