その自覚の中でこそ
新潟での4年間
いま、想うこと。
プロでもないのに、
サッカーを中心とした生活を送ってきた。
おかげで、いまの恩師や友人がいる。
プロでもないのに、
そんな生活と環境を選ばせてくれたのは、
他でもない、家族だ。
誰よりも感謝している存在。
サッカーよりキツいことがないほど、
恵まれた時代、恵まれた環境に生まれた。
その自覚の中でこそ、
その苦しみや孤独は正しいものとなり
その先にある喜びを本物にしてくれる。
その日々が、その日々だけが「糧」になる。
「成り上がる」と意気込むにはあまりにも恵まれた場所にいて、恵まれた場所で育った。大学、大学サッカーという環境もまさにそうだった。
それでも、
周りのやつが何かを掴んでいく中で、
正直何も見えない。
ここからまた血の通った自分を生きたいと願うこの気持ちにはその言葉がしっくりくる。